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by suteki_days

母乳のすすめ*1日の栄養は?*
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母乳のお話も3回目になりました。
今回は1日に必要な栄養についてお話したいと思います。






食事バランスガイドをご存知でしょうか?
食事バランスガイドとは、
食生活指針を具体的な行動に結び付けるものとして、
食事の望ましい組み合わせや
おおよその量をわかりやすくイラストで示したものです。
2006年には、
「妊産婦のための食生活指針」の策定に伴い、
妊産婦のための食事バランスガイドが公表されました。その1 その2
これらの資料の中で一番注目していただきたいのは
こちらです。
表2に注目してください。
妊産婦さん・授乳中のお母さんは
赤ちゃんを育てるのにたくさんの栄養が必要なので、
妊娠する前よりもたくさん食べてしっかり栄養をつけておく必要が
あるはずだとみなさん思われていると思うのです。
多分それは正解です。
では、具体的にどのくらい食べればいいのか?
どのくらい増やせばいいのか?
を、ご存知の方は少ないと思うのですが、
いかがでしょうか?
もしも栄養士や調理師の資格をお持ちの方で
わたしは知ってるわ!という方はスルーしてくださいね。
だけど大多数の方はだいたいこのくらいでしょ?
と、自己判断で食事の量を決めて食べているのではないでしょうか?
この表からすると、大体の方は身体活動レベルⅡ・・・
くらいだと思います。
そうすると1日に必要なカロリーは約2000Kcalになります。

その下、妊娠初期に追加するカロリーは50Kcal。
①こちらのサイトの50kcalのメニューを見てください。
※材料は一人分ではありません。
注意してくださいね。

だいたい普段の食事+1品くらいです。
例えばこちらのレシピジャガイモ1個で2人分ですが、
これを半分にすればちょうど50kcalになります。
妊娠時の栄養も参考にしてくださいね。

では妊娠中期です。普段の食事+250kcalなのです。
②参考レシピ
③こちらはごはんと比べたカロリーです。
大福だったら1個・ショートケーキも1個・ドーナツなら2/3個。
意外や意外!追加のカロリーってこのくらいです。
いつもおやつを食べている人は...
多すぎるくらいで、追加分は必要ないのです。
つまり普段以上に食べてはいけないことになります。
妊娠中期の栄養も参考にして下さいね。その1その2その3

ではでは、妊娠末期は普段の食事+500kcal。
④こちらも参考レシピです。 
※こちらも材料は一人分ではありませんので気をつけてください。
※カロリー別レシピです。参考にどうぞ。

何が言いたいのか?もうお分かりですよね。
みなさん食べすぎなのです。
しかも上の説明のように、追加のお料理が食べられる方は、
毎日の摂取カロリーが2000kcalの方のみです。
妊産婦さん全員ではありません。
ですから今までカロリーを摂りすぎていた方は、
赤ちゃんの正常な発育を促すために、カロリー制限も必要になってきます。
妊娠したのに、ダイエット????
という考えられない状況も起こって来ます。
みなさんは毎日どのくらいのカロリーを摂取されていますか?
一度調べてみてくださいね。きっと驚きますよ。
ちょっと試してみたい方はこちらからどうぞ。
結果に驚愕しないでくださいね。 ※おすすめサイトです。

妊婦管理は体重管理だと思っています。
昔食料が乏しかった時代に子供を生み育てた世代とは
食の持つ意味が全く違ってきています。
よりよき食を選んでそして適量いただく...
そうしなければ安産を確約することは難しくなっています。

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お花も種から育ててドライフラワーにしました。

そして最後に授乳中の方。
普段の食事+450kcalです。
意外にも、当たり前か!授乳中ってお腹が空きます。本当に。
どんなに食べても食べても。
だけどご自分にとっても赤ちゃんにとっても一番大事なことは、
質のいいものを。お菓子ではなくごはん
きちんと食べているか?ということだと思います。
お菓子(クッキー・ケーキ・チョコ・和菓子・袋菓子...)やファーストフード
(ファーストフードにはアレルギーの原因になる成分も含まれています。)
参考サイト
パン(食パン・菓子パン・お惣菜パン)やおせんべい
カップラーメンなどのインスタント食品。そしてあんまん・肉まんetc...
このようなものを食べて摂取カロリーだけ高くなっていませんか?
ご自分の食生活を見直してくださいね。
お腹が空くから...とにかく食べる!
何でもいいから食べる。
これではせっかく母乳で育てている意味がなくなってしまいますからね。
ここが重要なのですが、体に優しいものは、
何と低カロリーのものが多いのです。
お野菜も海藻類も魚介類も。
だからお腹いっぱい食べてくださいね!
油(脂)と砂糖でお腹いっぱいにしないでください。
すぐにカロリーオーバーになり、
しかも、すぐにお腹が空いて悲しくなります。
その上、おっぱいが酸っぱくなって、赤ちゃんの飲みが悪くなることがあります。
=おっぱいが残り乳腺炎の原因にもなります。
頑張ってご飯をきちんと食べて授乳をされている方は、
うれしいことに、必ず痩せてきます。
しかし、なかなか痩せない方は、
油(脂)と砂糖の摂り過ぎによるカロリーオーバーです。
注意してくださいね。
赤ちゃんの一生の体質は生まれて3ヶ月で決まってしまいますから。
最近は、お腹の中にいた時に、お母さんが何を食べたかによって、
将来的に生活習慣病になり易いとか、癌になり易いとかetc・・・
色々なことが分かってきています。
お腹の中からすでに育児は始まっているのです。

前回おっぱいの大きさは管理しやすい小さめのおっぱいがいい!
ということを述べたのですが、
カロリーオーバーをせず、しっかりごはんを食べて、
おっぱいのみで赤ちゃんを育てられている方は
自然に管理しやすいおっぱいに変わります。
ですが、毎日カロリーオーバーで、
しかも牛乳・乳製品の摂り過ぎの方は、
必ずと言っていいくらい大きすぎて管理しにくいおっぱいになってしまいます。
おっぱい(乳汁)自体がねばねば・どろどろしている印象が強いですし、
硬いしこりがおっぱい全体に散在しています。
触ると痛いことも多いです。
あと、おっぱいが乳臭いです。
乳管の中に残って固まったおっぱい(乳汁)によって、
乳管が必要以上に押し広げられて
大きいおっぱいになっていることが多いようです。
こんな風になってしまうと、
おっぱい(乳汁)の残量も多く、赤ちゃんは、
前回の残りのおっぱい(乳汁)から飲むことにもなります。
つまり、今涌いてきたばかりの甘くて温かいおっぱいを
なかなか飲めない状況になります。
乳腺炎にもなり易くて乳房のマッサージをすると
必ず冷たい!おっぱい(乳汁)が飛びます。
体の中にあるにもかかわらず、冷たいのです!!
びっくりしませんか?
イメージとしましては、ヨーグルトみたいな
、古くなって少し固まりかけた牛乳のようなもの。
色は黄色っぽかったり、褐色だったりしますね。
しかも乳房マッサージをしなければ、赤ちゃんが↑を飲むことになります。
酸っぱくて冷たくて・どろどろ・ねばねばしたおっぱい。
大き過ぎるおっぱいでも、美味しいおっぱいが出て
トラブルがなければいいのでしょうが、
うまくいかない方のほうが多いように思います。
みなさんのおっぱいはいかがでしょうか?
チェックしてみてくださいね。
次回は、もともと大きいおっぱいの方はどうしたらいいのか?!
について書いてみたいと思います。お楽しみに。

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玄関のリースその3。(毎日クリスマスの我が家です。)

追記です。
最近ご主人を伴って外来へいらっしゃる妊婦さんが増えています。
うちのクリニックでは、毎回超音波検査を行っておりますので、
リアルタイムで赤ちゃんを見ることができます。
お目当ては多分赤ちゃんを見ることでしょうね。(笑)
はじめはお魚みたいだった赤ちゃんの週数が進むにつれて
少しずつ大きくなってきて、コロコロ動いたり、ぴょんぴょん飛び跳ねたり、
時にはあくびをしたり、だんだん人間らしくなっていきますからね。
ちょっとした赤ちゃんの動きにもみなさん声を上げて喜んじゃいます。
もちろんわたしも。(笑)
幸せな時間が、ひと時でなく永遠に続いて欲しいなと思う老婆心から、
わたしの指導はかなりシビアです。
太りすぎても、浮腫んでもetc・・・
いろいろと質問をし、原因を明らかにして、
次回までに改善するように課題を出したりetc・・・
このところやはり太りすぎの妊婦さんが多い印象です。
先月いらした妊婦さんも旦那さん同伴でいらっしゃいました。
太りすぎをとがめたら、お菓子を多量に食べていることを白状。
しかも、そのお菓子は実は旦那さんが買って来る事が判明。
それで旦那さんにも注意を。
こんなに太りすぎると赤ちゃんに問題が出てくるからと。
その後、家に帰った旦那さんは、お菓子を全部捨ててしまったらしいです。
すごい!感激しましたよ。
実はそこまでやっていただけるとは思わなかったのです。
またお待ちしておりますね。
家族みんなでお腹の赤ちゃんを見守っていって欲しいな。という思いから、
毎回希望者には超音波検査の画像を、ビデオに撮って上げています。
来院できない旦那さんのためなのですが。
そろそろDVDにしたほうがいいかも?!(笑)
ですが、これからも出来る限り家族みんなでいらして欲しいなと思います。
そして、わたしのシビアな指導もみなさんで受けていただきたいです。
みんなの赤ちゃんですからね。
※母乳育児が少しでも多くの方に無理なく続けられることを
祈って今後も書き続けたいと思います。次回もお楽しみに。


※脂肪と乳癌の関係
※乳癌危険度チェック
※牛乳(ミルク)と乳がん


※おすすめサイト!

※旬のお野菜・果物です。参考にしてくださいね。
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by suteki_days | 2008-06-03 15:30 | プレママ&ママへ。
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